小桜姫物語という本があります。
これ、今ではもう定価では購入できないですが
(シルバーバーチの霊訓を出してる潮文社さんが潰れてしまったので)
それでも3,000円払う価値があるくらい、
おもしろく読める上に
死んだ後から生まれてくるまでの世界が
とても理解しやすい内容になっています。
小桜姫が、これがなかなか
チャーミングな女性なので、そこも
読んでいて楽しい部分でもあります。
シルバーバーチも小桜姫も、
どちらも現世の人間が『霊媒』となって
霊界にいるエネルギー体が
<現世で>具体的なことを
語っているものになるのですが
今回改めて日本人の霊が
降霊して一冊の本になったというこの
「小桜姫物語」を読んでみて
ああーわたしの霊媒能力ってのはほんとカスだなぁ(;^ω^)
と、つい思ってしまうのでした。
シルバーバーチを霊媒した
モーリス・バーバネル氏も
小桜姫を霊媒した浅野多慶子氏も、
入信状態になるとここまで詳細に
霊の代弁が出来るのかと、
その能力の差はもはや比べる対象ですらない。
わたしは自分で霊媒師と名乗るのはほんと
おこがましいなと感じたので、
そう肩書をつけるのは今年からはもう
やめようとおもいました(笑)
話がそれたのでもとに戻しますが、
小桜姫物語を読んでて
改めて実感できるのは、
死後の世界のほうが
今生きているこの瞬間よりも
実感も実態もよりハッキリしていて
本当の意味で生きていることがわかる
ということ。
死んでもそこで終わりじゃないのです。
肉体を脱いだ。
肉体の中に意識や魂がおさまらなくなった。
ただそれだけで、
「私はなくならない」のです。
魂は決して無にはなりません。
魂は永遠に存在するんです。
私たちももちろんそうだし、
先に旅立った故人たちもみんないっしょです。
例外なく人間の魂は等しくそうです。
しかしながら、死んだ後のほうが実は
差別社会・階級社会でして
どんな階層にいけるかは今の自分次第です。
それはまた次回に書こうかな。
まぁね、そういった
心霊や霊界についての事前の知識もあれば、
なおのこと霊界についての理解が
より深まる一冊です♡
ちなみに小桜姫は実在した人物で、
神社としても現存します。
それにしても、昭和初期頃までの日本って
今と違ってほんとマジガチな心霊研究が
随分と盛んですよね。
今の時代はどちらかというとサイキックや
オカルト(ムー大陸的なやつ)、あとは
どこかの誰かが言い出した事をベースに
それらしい事を語る人がすごく多いと思うんですが
(だから占星術やってない人ですら風の時代を語る)
昭和の時代のスピリチュアル系の書籍などをみると
けっこうほんとに「霊」「霊界」を見てるんですよね。
有名なのは日月神示とかさ。
あとは出口王仁三郎とか?
(この方の本は、実はまだ未読・未見なので紹介しない)
私もまだまだ霊界についての学びとか
日本の心霊研究の歴史についてとかは
だいぶ浅いので、2021年はそういった
基礎的なこともやりなおしていきたいなと思う。
霊視能力を上げるために、というよりかは
よりよい鑑定をしていくために!
というわけで、本日はこんなもんで。