読書って色々な種類があって
- お勉強しようと思って読むもの
- 娯楽として読むもの
- 調べ物で読むもの
とかがあると思うのですが、
私の場合、
時間に追われてる時に
「ためになる本」って、
読んでもぜんっぜん頭に
入ってこないんですよね(;・∀・)
(誰でもそうか)
あとは
「〜しなくちゃ!」
っていう気持ちで読む場合も
右から左だったり、
自分にとって都合のいいところしか
拾い読みできなかったりする。
(誰でもそうかpart2)
そして今月、12月。
私は1年の中で12月が1番好きな月なんですが、
今月は月初から会社仕事に追い詰められて
12月を感じる余裕があんまりない日々でおりました。
読みたい本はめちゃくちゃたくさん
あるし、少しでも読むか〜と思って
朝早く起きて開いたりするんですが
脳みそが疲れてて(?)、
頭の中に字が入ってこない^^;
そんな日が多くて、しばらく
読書という読書をしていなかったのですが
こないだたまたま書店で見つけて
「こ、これは・・・!」と
直感で手にした本が、
疲れた時のカンフル剤みたいで
すっごく良かったんです^^♡
角田光代さんの
「彼女のこんだて帖」
という文庫本です。
手にした動機は、今の時期だけ限定の?
カバーが可愛すぎる&好きだったから!!
内容は超超短編小説で、全部何かしらの
ごはんが出てきます。
しかもこの本で出てくるこのこんだては
ちゃんとレシピがついています(>ω<)
最初はなんとなくパラッとめくって
読みだしたのですが、一遍がほんとに
短くてあっという間に終わるので
焦らずに読めます。
あとは女性小説家ならではの
感受性豊かな表現力が言葉の端々に
散りばめられていて、
頑張って読む必要がないんです♡
文字をおってれば脳内で勝手に
イメージがふくらんできて
ストーリーが手にとるように
理解できるのは、楽しい^^
忙しいとついつい
思考停止になりがたるんですが、
そういうときにスマホをダラダラみて
脳が思考停止するよりも
こういう本を読んで脳に
想像力や豊かさを与えるほうが
やっぱり気持ちがいいなぁ〜って
教えてくれました☆
▲一回で読むページ数(量)はほんとにこんくらいちょびっとだけど、満ち満ちしています
ほんとねー、こう言ったら
失礼かもしれませんが、この小説に
書かれてることって、多分
なんてことないお話しなんですよ。
けど、何か豊かさだったり平安だったり
喜びや分かち合いや慈しみみたいなものを
女性的な感性で拾えるものがあって、
そういう部分に触れて、
ほんの少し読むだけで涙がぽろぽろっと
溢れます( ;∀;)
悲しくて、ではなく「満ちて」涙が溢れてくる^^
別にこの本から学ぼうとか全く思ってないし
箸休め的な感じで一編ずつ丁寧に(というか
ノロノロと)読んでいますが
結局勝手に何か魂が感じて、そこに
学びとか気付きって出てきちゃうんですよね。
あと、これ読んだ後に表紙の
自分ツッコミくまのイラストをながめると
これがまた余計に満ち足りて
涙が溢れるんですよね〜〜。。。
小さい時からずっと、こういう
感受性が強すぎて、すぐに涙が出てくる。
こういうことを伝えたところで、昔は誰からも
理解されず…むしろ馬鹿にされてきていて、
それが辛くて
一時期はずっと「感じない」ように封印していた
私の感性(霊媒体質)なんですが、
今では、こうやって素直に感じる事・時間が
人生の中でとっても大事だと思っています♡
忙しくて読書とか出来ない!!とか
余裕がないー!!という方に
「彼女のこんだて帖」、おすすめです^^
くまカバーも可愛いのでぜひ探してみてください☆
本日もお読みいただきありがとうございました!
2021年を迎えるまであともう少しだー^^