『言霊を唱えると何が良いの?』
という疑問は色々あると思うんですが、
あれこれ理由をつけなくても
実際やってみたらわかる
ってことも色々あると思います。
私は一番はじめに
「アマテラスオオミカミ」と唱える事を
教えられました。
具体的な理屈や根拠の説明は、
ありませんでした。笑
ただ、その言葉がもたらす響きが
兎にも角にも霊的な波動を持っていて
万能に使えるだぜイェーイ!
ということだけ聞き、
別に疑うこともなく
へ〜そうなんだ〜(^〜^)
って、素直に従いました。
「良い言霊は四六時中唱えてること!」
とも教えられていたので、心の中で
可能な限り常に唱えていました。
アマテラスオオミカミ
アリガトウゴザイマス
アマテラスオオミカミ
アリガトウゴザイマス
アマテラスオオミカミ…
って、ずーーっと。
3年くらいまえまでは、
早口言葉のようにして
とにかく数で勝負!!みたいに
唱えていたのですが・・
神道・古神道についてちょっとですが
学びはじめてから、変化が生まれました。
もうちょっと、丁寧に唱えてみよう
という気になって、
祝詞のように唱えるようになったのです。
アーマーテーラースーオーオーミーカーミー
と言う感じ。
これを、
実は十言の神咒(とことのかじり)
と言います。
(天照大神様の神名=十言の神咒)
「十言の神咒」だろうが
「アマテラスオオミカミの言霊」
だろうが、それ自体をどう呼ぶかは
ぶっちゃけどうでも良いのですが、
アマテラスオオミカミと唱えることには
実はそもそも名前がつけられている!
ということを知ってると、
それだけできっと意識が変わるので
今日はあえてこういう言い方で
お伝えしてみました。
どういうことかというと、
ただ単に
言霊唱えましょう!!
と言われてやるより、
十言の神咒を唱えましょう
とお伝えしたほうが、
丁寧に唱えよう。
神様のお名前をお呼びしているんだな。
…みたいな意識が、芽生えやすくありませんか?
「言霊を唱えると気分が変わり運も変わる」
「言霊を唱えて浄化される」
とも言われますが、それはそのまま
「十言の神咒」とは?ということでも
同じように言われている事です。
ググっていただければわかりやすいですが
十言の神咒とは、
「開運の言霊・浄化の言霊」という
意味合いでよく説明されています。
かつては
言霊を唱えることです
ありがとうと1万回唱えると涙が止まらなくなります
と言われていたので、
勝ち負け意識がどうしても強い私は、
「オッケー!数で勝負だ!!」
という思考になって、
「言霊を唱える」という事より
「たくさん唱える」方にばかり
意識を向けてしまっていましたが
(それも全てが間違いではないが)
言霊の歴史とか、唱える対象の
語源とか意味合いを古代の日本からの
言い伝えになぞらえて知ることで
ああ、数での勝ち負けじゃないんだな
一体私は何と競ってたんだろう…
っていうように考え直すきっかけになりました。
たくさん唱えたら良いのは良いけど、
そこに誠の心があるか?
ということを問われていると思う。
今日はとりあえず
読んだ人はラッキー!な回です(多分)
「アマテラスオオミカミと言霊を唱える事」は、
別名で「十言の神咒(とことのかじり)」
と呼ばれる古神道でも扱われていた
神法だった、ということですから。
どこかの誰かがスピリチュアルを語りだして
こういうことを持ち出したのではなく、
古代の日本人がすでにその力を信じ
現代にまでひっそりと継承してきたことなんです。
十言の神咒を1000回または30分唱えるだけで
心は落ち着きを取り戻し、
不安は晴れて邪気や穢れも祓われるとも
言われています。
やった人にしかわからない世界があります。
年末の大祓いもそろそろシーズンですから、
大祓祝詞と合わせて十言の神咒も
唱えてみてはいかがでしょうか(^〜^)