- 鉄や鋼は叩かれるほどに硬く強くなる
- 石は削がれ磨かれるから透明度を増し輝いていく
- 染物はやさしくひらひらすすがれるから美しく仕上がる
魂を成長させていくことも
こういうことと全部いっしょ
叩かれて痛い思いをすること、
くじけるな!!と強さを持っていくこと、
削がれて半分以上失うこと、
共に磨きあい無駄をなくして輝くこと、
人の手を借りて揺蕩い、心地よくなること、
美しくなること、
すべてが正解。
魂は、人の感情である
喜怒哀楽を判別せずに、
すべてを喜ぶ
という特徴があると、
これまでにも
お伝えしてきましたが
魂の成長という観点でも
全く同じことが言える
ということです。
ただし、
魂は「経験すること」も
求めているので
楽しいだけ♡
気持ちいいだけ♡
では、成長に歯止めがかかるのは
目に見えています。
叩かれることが必要な事もあるんです。
ときには「辛い!」ということも
魂目線からしたらまるっと
喜びだと捉えてしまうのであるなら、
辛い!!←と思っている自分の思考や
価値観を、もっと楽なものに
変えていく工夫をすると
人生は今この瞬間から今よりもっと
意味のあるものに変わっていくし
今よりもっと感謝することも
増えていきます。
あああ〜〜つら〜〜い♡
けどこれも学びだから♡
魂は成長してる♡♡♡
(…はずだから、嫌だけど耐えるしか無い)
みたいな、括弧の部分が実は本音という
無理やり自分をごまかすような
ポジティブシンキングだと
ますます苦しくなって、
その苦しさで結局魂を喜ばせることになっていく。
自分の人生がいつまでたっても
明るくならない、開けない、光を感じられない!
みたいなパターンの代表格です。
叩かれて叩かれて叩かれて、
けどその経験のおかげで打たれ強くなり
人生で大切なことを教わったりすることも
中にはきっとあります。
鬼滅の刃でいう、
善逸と元・雷柱のじいちゃんの
関係みたいなものですね。
けどだからといって
魂を成長させるためには、
叩かれて苦労して困難を乗り越えるしかない!
っていう偏った考え方はしないで良くて、
手持ちの半分以上をごっそり削られること、
ガリガリと磨かれて痛い思いをすること、
美しさに触れ合い心地よく過ごすこと、
一球入魂の瞬間を持つこと、
全部正解なんです。
自分が感じること、そして得た経験は
全部正解です。
どんなこともぜんぶ、
魂は成長の糧にしている。
逆を言えば、
魂を磨くためには
「○○だけすればイイ♡」
なんてことは、ないということを
よく理解しておくことも大事です。
総合的に物事を見て理解する力は、
スピリチュアリズムを学ぶ上でも
人間界で生き延びていくためにも
大切な能力です。